2012-08-07

「怒り」のパワーについての僕なりの考察



みなさん、怒ってますか?@avemaria0512です。

最近、尊敬するブロガーの皆さんが「怒り」や「嫉妬」という負の側面のパワーについて記事にされていますので、僕もその流れにのってみました。

嫉妬は持つべき感情ではないのか?否、負の感情こそ強大なインスタントパワー
あなたのスイッチを押すブログ

ベストセラー作家であり、有名コンサルタントでもある、神田昌典さんの著書で負の感情の持つパワーについて述べられています。


内容については、「なるほどもっともだなぁ」と思うところもありますが、述べられていない危険性について僕の体験談をもとに書いて置きたいと思います。


人は、負の感情に支配されるのは簡単。


僕が、負の感情のパワーに触れたのは、前職でのこと。

当時、「税理士」という資格を持っているだけで、ろくに仕事もせず(もちろん他の税理士に比べてです)、会社への貢献も対してない職員がいました。
その職員のクライアントの顧問料を合計しても年収を割ることが判明したときは、(ありえねぇ!)
こんなに僕は頑張っているのにという「怒り」
努力しないことに対する「憎しみ」
資格さえあれば、こんなに楽して給料がもらえるのかという「嫉妬」という感情を抱いたのです。

ここから、資格試験勉強に目覚める。


「あんな奴に負けてたまるか!資格取得して会社から追い出してやる!」
この日からは毎日朝4時に起床して、7時まで勉強。
子供を保育園に送って行ってから出社。
仕事は必ず5時に終わって、帰宅。
食事が終わり次第、また深夜まで勉強という日々が続きました。

今となっては、よくこんな生活ができたなぁ。アホだなぁ。と思います。
ここから、負の感情のダークサイドに飲まれていくんですが。

徳島の中心で、負の感情に勝手に飲まれる一人のおバカ


とにかく、睡眠不足になる。
眠くて眠くてしょうがないし、仕事が全く終わらない。
でも、仕事が気になって眠れない。
勉強も集中できない。
感情も不安定になってくる。
「こんなに勉強も仕事も頑張ってるのに、みんなどうかしてるぜ!」
どうかしてるのは、完全にお前だ。

とにかく、周りが見えなくなっちゃうんですよね。
「正しいのは自分で、みんながおかしい。」

こんな僕を救ってくれたのは、やっぱり家族。


スターウォーズなら、落ちるとこまで落ちて「シス」になるところでしょうが、
こんだけ「イッちゃってる旦那」を相方は放ってはおけないわけでして。
「資格を取ることは大事だけど、それがゴールではない」
「このままだと、人として大切なものをなくしてしまう」
という、ぐぅの音もでない、ごもっともなご意見を頂戴しまして、目が覚めたわけですな。
っていうか、ここまでどツボにはまった人間も僕ぐらいでしょう。

まとめ


  • 負の感情は「スタートダッシュ」には威力を発揮するかも
  • モチベーション維持には負の感情は不向き
  • 徳島県民は、ダースベイダーにはなれません。



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