2012-06-17

「ひとり時間」を確保して、やっておきたい3つのこと

「ひとり時間」の大切さ




「ひとり時間」ですべてがうまく回り出す!を読了しました。

著者の池田千恵さんはワタミ㈱、外資系コンサルティング会社と経て図解化コンサルタントとして活躍している方です。
また、ビジネス雑誌などで、「朝活」ブームを巻き起こした一人として有名な方です。

さて、タイトルにある「ひとり時間」とは、情報の洪水を浴びる、会社でのストレスあるいは肉体的疲労が蓄積するという日々の中で「アクティブな孤独」の時間をあえて設けることで「なぜ今ストレス(モヤ様という)が溜まっているのか」「そのストレスは解消できるのか」「どうすれば、解消できるのか」と考え具体的にをまとめて外に出ていく準備をすることだとあります。
「ひとり時間」を確保することで日々の「みんな時間」を大切に過ごすことができ、外に向かって効果的に自分の考えを発信できるようになるとメリットを主張されています。

「ひとり時間」は捻出しようと思っていると、僕のような小さな子供がいるパパは「家に帰ると家事育児の手伝いでそんな時間はないよ」とか「帰っても仕事が」とか考えると思いますが、たった5分のスキマ時間でも利用して、自分磨きや将来の準備にあてることの重要性を述べられています。
「頑張ってもうまくいかない そう思ってしまう時は、頑張る前の「考える」時間が足りない」という文章は、タスク管理に通じる考えではないでしょうか?

「ひとり時間」は「できる」じゃなくて「作る」!

「へー、ひとり時間って作るとよさげだよなぁ、作りたいなぁ」という姿勢では何時まで経ってそんな時間は作れません。積極的に「この日のこの時間」と決め予定をブロックしてしまいましょう。僕は毎日朝始業前30分ぐらいを確保して、今日の自分の予定や上司のアポイント、今週エンドを迎えるタスクの進捗状況を確認しています。

心配事、気になること、漠然とした不安、こんなもの全部キャプチャー!!

僕は普段ロディアのメモ帳を持ち歩いており、気になったことはすべてメモすることにしています。著者は気になることや不安などを「モヤ様」と読んでおり、それと向き合い味方にしています。
気になることを頭の中から一旦全部追い出して脳みそのメモリを開放しましょう。すっきるすると意外と解決策はすぐ見つかったりするものです。

「ログ」を見なおそう!!!

「ひとり時間」で見出した、解決策や予定などは実際に行動に写した記録をとっておいて、また後日の「ひとり時間」で見直しましょう。簿記などで勉強する「予実管理」というやつです。自分の立てた予定と実際の差異分析を行うことで、次の予定作成に活かすという考え方です。要は予定を作って後は放ったらかしというのはやめようぜってことです。

以上の行動を行うことで、出社後の時間の使い方がガラリと変わりました。
始業と同時にエンジン全開で業務にとりかかることができていますし、何より1日に処理するタスクの量を管理できるので残業時間もかなり少なくなりました。
皆様も、「ひとり時間」を確保してみてはいかがでしょうか。



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